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芸能人が記者会見を開く理由と薬品メーカーの欠品対応

養豚関連産業に従事している黒木です。

 

今年に入り、薬品メーカーの欠品は非常に増えているようです。代替品のある薬品はともかく、代替品のないワクチン類などは大きな影響を与えます。一刻も早い欠品解消が望まれるのはいうまでもありません。

 

この状況で気になったのは、薬品メーカーの対応です。生産者サイドからすればいつ復活するかが焦点ですが、それ以外にも定期的な情報提供が求められます。具体的には、進捗状況の報告です。情報のアップデートを来月の何日に行います、ということを告知するだけで、多少なりともイライラや不満に誠意をみせることができると思いますが、そのようなことを実施しているメーカーが必ずしも多くありません。たとえ「来月も欠品します」という情報であったとしても、定期的な情報提供により、問題に取り組んでいることが明瞭になるのです。情報のアップデートがないと、欠品問題がどうなったのか、忘れ去られたのではないかという不安や不満が出てきます。ですので、次は何日に情報を更新しますという告知が必須なのです。

 

この点で、芸能人が記者会見を開く理由が参考になります。不祥事などで芸能人が記者会見を開く理由は、状況を自ら説明するという建前だけでなく、アポなし取材を避けるためも理由の一つでしょう。もし不祥事を起こし、記者会見を開かないで逃げ回っていたら、さらにアポなし取材はヒートアップするでしょう。取材対象が逃げている印象を与えると、追う側はますます追い込みたいという気持ちになりがちです。だからこそ、何月何日に記者会見を開くと告知し、この問題に取り組むという意気込みをみせ、それまでに想定問答集を用意すればいいのです。

 

このようなことは企業広報の基本でしょうが、案外、逃げ回っている(ようにみえる)メーカーがあるように思います。逃げれば追われます。誠意をもって対応すれば、次につながるでしょう。

 

黒木