信用出来るセールスマンの見分け方

養豚関連産業に従事している黒木です。

 

信用できる営業マンとそうでない営業がいます。にこやかにしていても、客先を離れたら、売り上げのことしか頭にない営業もいます。にこやかにもっともらしいことを言いながら、客先を離れると「早くクロージングをかけろ(買ってもらうこと)」という上司もいます。

 

どの営業から買っても製品は製品ですが、できれば気持ちよく取引したいものです。信用できる営業マンは、自社のいい情報だけでなく、悪い情報も提供してくれます。場合によっては他社の製品を勧める場合すらあります。しかし、中には、意図的にこのような手法にでてくる営業もいるので、注意が必要です。自社の製品でなく、他社の製品を推奨することで、顧客の信用を得ようというものです。

 

ではどのような営業が信用できるのでしょうか。一言でいえば、客が理解できるように説明してくれる営業を私は信用します。器材にしろ、薬にしろ、営業マンの説明が要領を得ないことがあります。よくわからないので、人間性を信用して購入するのですが、これは感心しません。なぜなら、人間性を信用するためには、理解できる説明が前提だからです。説明を理解できないので、人間性を信用して買うというのは本末転倒です。

 

たとえば、一般に保険商品というのは複雑なものだと思われており、そのため、営業マンを信用して取引するケースも多いかと思います。しかし、これは危険な行為だと思います。説明が理解できなければ、理解できるまで説明させるべきだし、理解できない説明をする営業マンというのは、たいていの場合、自分自身の頭が整理されていないものです。このような1流でない営業マンと取引すると、いざというときにトラブルになる可能性があります。自分が理解できないものを売るセールスマンとはかかわらないほうがいいでしょう。

 

自分が理解できないのを棚に上げ、理解できない顧客側に問題があるかのようにふるまうセールスもいます。すぐに、お引き取り願うべきでしょう。

 

黒木