養豚と旅

養豚関連産業に従事している黒木です。

 

養豚業は地場産業の側面が強いといえます。複数の土地に養豚場を所有している経営者もいますが、多くの場合、地元で経営することが多いでしょう。地元で仕事をするため、出張や視察などで県外や海外に行く機会は、どちらかといえば多くないかもしれません。ましてや、プライベートでの旅行などは、なかなか行く機会がないようです。

 

知らない土地や海外に旅することは、自身の見聞や経験を広げたり、深めたりするのに役立ちます。養豚場ではどんなにもっともらしいことを言っていても、海外のホテルでオタオタする人もいるでしょう。海外のゲストが来た時に、臆することなく、対応できる人物であってこそ、TPPやEPA(日本と欧州連合(EU)の経済連携協定)で、相手と堂々と渡り合うことができると思います。

 

英語ができる/できないというより、異文化経験をこなすほうがより重要です。他県や海外の同業者と話すときでも、相手を知っていることはメリットになります。

 

年齢とともに保守的になりがちですが、旅に出ることは自分の可能性を広げてくれます。この夏は有給休暇を取得して、旅先でいろいろな経験をすることをお勧めします。また、そのような申し出を快く受け入れる養豚場であってほしいと思います。

 

 

黒木