常識を疑え!どうやって?

養豚関連産業に従事している黒木です。

 

常識を疑え、とはよく聞くキャッチフレーズです。ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑教授もそのようにインタビューに答えていたようです。では常識を疑うにはどのようなアプローチをすればいいのでしょうか。

 

常識を懐疑的に、斜めから見るというスタンスは、常識を疑うこととは異なります。常識をただ懐疑的に眺めるだけでは、常識以外の何を頼りにすればいいのか、わからなくなります。

 

アインシュタインは、すでに解明されている方程式でもいちいち時間をかけて自分で計算していたそうです。先人の知恵をそのまま利用すれば、時間の節約になるじゃないかという意見に対しては、私はこのやり方しか知らないと答えたとのこと。

 

常識を疑うには、常識をとことん自分で確かめてみる、実践してみることから生まれるようです。常識の外から疑うのでなく、常識の内部にとことん入り込んで、常識を一つ一つ検証することで、初めて常識を疑うことができるようです。

 

まずは養豚場のルールを徹底的に守りつつ、検証するプロセスが、次の進化を生み出すかもしれません。

 

黒木